「宮崎ひまわりキャンプ」は、小児がん経験者とその家族を支援することを目的として2013年12月に作られた団体です。本団体は宮崎大学医学部学生で構成された「宮崎ひまわりキャンプ実行委員会」を中心に、宮崎大学病院小児科の上村幸代先生と臨床心理士の長尾愛美先生、栁井優子先生、そしてがんの子どもを守る会・宮崎支部の方々の協力を受けながら運営をしております。
初年度である2014年度は、小児がん経験者同士の交流と思い出作りを目的とした小児がんキャンプを行いました。そして2015年度以降は小児がんキャンプを定期的に続けていきながら、小児がん経験者だけでなく、親とその兄弟を支援するためのイベントや小児がんの現状を伝えていくための勉強会などといった幅広い活動を行ってくことで、小児がん治療の一環となれるような団体になることを目標としていきます。
ごあいさつ
2014年に小児がんキャンプ、
このキャンプの実現そして継続にあたり多くの方々のご支援・
小児がんと診断されて長い入院生活を経験した子ども達も、
本キャンプは、
末尾になりましたが、
2022年8月吉日
宮崎大学 医学部 発達泌尿生殖医学講座 小児科学分野 教授
盛武 浩
代表挨拶
こんにちは。宮崎ひまわりキャンプの代表を務めます、宮崎大学医学部医学科3年の林麻璃です。
宮崎ひまわりキャンプは、小児がん経験者の子どもたちを支援する宮崎大学医学部の非公認サークルです。ひまわりキャンプという小児がんの患者さんと小児がんを乗り越えた経験者さんが交流するデイキャンプや、学習支援などの活動を行っています。
小児がんは世間ではあまり認知されておらず、患者数もそれほど多くないため、患者さんにとって似たような経験を持つ知り合いは少ないのではないかと感じています。また闘病に伴い大変な治療を長い間受けたり、好きなものを食べられなかったり、学校に行けなかったり、家族に会えなかったりと想像以上に苦しい制限があると思います。様々なストレスがかかる中で少しでも楽しい、嬉しいといった明るい感情を持つ機会になればと思い、今年度のひまわりキャンプの準備を進めております。
また学生が勉強を教える「学習支援」は、昨年まではコロナ禍の影響でオンラインの活動のみとなっていましたが、今年からはオンラインに加え外来に来られる患者さんを対象に対面での活動も再開しております。
もちろん学習支援だけでなく、学生とお話がしてみたいという参加者も大歓迎です!
「シークレットフレンズ」という交換日記も実施しております。子ども1人に1冊のノートを割り当て、子どもと複数の学生の間でお互いの名前を隠して日記のやりとりを行うというものです。入院患者さんや外来に来られる患者さんが参加してくださっています。
今年のひまわりキャンプも参加される皆様にとって楽しい企画となりますよう、幹部一同精一杯頑張ります。
私たちの活動は宮崎ひまわりキャンプの活動にご理解、ご協力をしてくださる患者さま、そのご家族の皆様、ご寄付をしてくださる団体様、そして宮崎大学医学部附属病院の先生方のおかげで成り立っています。この場をお借りしてお礼申し上げます。
宮崎大学医学部医学科3年
林麻璃